Web プロモーション成功の鍵はここに!販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書。

今回は 敷田憲司 氏から献本頂いた「販促・PR・プロモーション ネット戦略のやさしい教科書。」の書評を書きたいと思います。

また、この記事を通して敷田氏に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました!

販促・PR・プロモーション_ネット戦略のやさしい教科書

Webプロモーションとは

こちらでは Webプロモーションを行う目的やメリット、デメリットについて記載されています。

Web プロモーションのメリットのところで言及されていた、

  1. 少ない予算からスタートできる
  2. 成果が数値で管理できる
  3. データ検証と改善が容易

それぞれのプロジェクトで予算が決められてると思います。最初から高額な予算を投下してくれる経営層は少ないでしょう。だからこそ少ない予算から成果を獲得し、さらなる予算交渉をしていけます。

こちらでも述べられていますが、申し込み(成果)まで複数の壁が立ちはだかります。検証と改善を PDCA で運用していくといずれ成果が生まれるでしょう。

「いずれ」と言ったのは、すぐに成果が出るのは稀ということです。少しずつ結果を出していくことになります。

では、マスメディアはすぐに成果が出るのか?と言われるとこれもわかりません。マスメディアは特に数値で表現するのが難しい媒体です。予算も高額になるので注意が必要です。

ランディングページ

こちらのセクションで、「ランディングページを作ること」を目的にしないとあります。これはよくあることですね。最初は申し込みなどの成果を取るために制作が始まったのに、なぜか時間が経つとランディングページをリリースしてそのまま。そうではなく、Google アナリティクスなどのツールでサイト内のユーザー行動を確認して、改善を行っていけると良いですね。

また、ここではランディングページの基礎的な作成方法やランディングページの改善の具体例なども紹介されているので、これからランディングページを制作する方やどう改善していいのかわからない方は是非参考にしてください。

リスティング広告

リスティング広告は僕が一番嫌いなものです(笑)。あ、本の内容が嫌いというわけではないので悪しからず。

リスティング広告のメリットは何と言ってもオーガニック検索よりも上位に表示できるところでしょう。キーワードによっては少額で検索上位が獲得できたりします。

広告出稿のポイントやインターネット広告における生命線「効果測定」のところは非常に納得でした。

Web の時代と言われますが、CV層の年代が高めだと「電話コンバージョン」って非常に大事なんですよ。メールで問い合わせするのが面倒なのか、電話で問い合わせという方が非常に多くなります。この電話コンバージョンについての効果測定のところはビジネスの性質がマッチする方に是非読んで頂きたいです。

SNS・インフルエンサーマーケティング

SNS はどの媒体を使用するかの選定が大事です。こちらでは、SNS の種類が紹介されており、具体的な目標設定についても言及されていました。

インフルエンサーについては僕がよくわからない領域でもあります。どのような方がインフルエンサーと言えるのか判断軸がはっきりしないためです。

まずはどのユーザー層に向けたプロモーションなのかをきちんと決めることが大事ですね。

アフィリエイト・ブロガーマーケティング

アフィリエイトは広告主として所属会社でも実施しているのでスラスラ読めました。さらに、アフィリエイトの仕組みを今一度勉強できたので良かったです。

アフィリエイトはアフィリエイターさんの管理が非常に大切です。それぞれのプログラムで禁止事項が設定されているのですが、きちんと守っている人が多い中、残念ながらルール違反をするアフィリエイターもいるのが現実です。

書籍の中でアフィリエイターとの関係構築というセクションがありますので、これからアフィリエイトを広告主としてプランニングしている企業におすすめします。

オウンドメディア

所属会社でも2月からオウンドメディアの運用を始めました。書籍ではオウンドメディアの活用事例が豊富にあり、メリット・デメリットも紹介されているので、これからオウンドメディアを制作・運用していく企業におすすめです。

また運用編で紹介されている読みたくなる記事タイトルの生み出し方は読み応えあります。最初はどうしてもソーシャルメディアを活用した施策が大事になってきます。そこでユーザーにどのくらい読んでもらえるかがポイントになります。ただの記事タイトルよりも、ユーザーが興味をもってくれる記事タイトルの設計が生命線になるでしょう。

ポータルサイト・Google マイビジネス

ポータルサイトのところでは、飲食店やサロンを例に展開されていました。飲食店の事例では、食べログや Retty などに飲食店情報を登録する方法などが具体例つきで説明されています。

確かに、店舗形態のビジネスの場合はこのようなポータルサイトでの露出も非常に大切です。自分が考える Web プロモーションの中には選択肢として無かったので勉強になりました。

また、 Google マイビジネスの紹介もありました。こちらについては自社での運用もあり、再確認程度となりました。自社運用での成果でいうと「 Google マイビジネスすげぇ〜!」って感じです(全然伝わらない言い方ですみません)。

僕が今の会社に入社してまず最初の担当が Google マイビジネスでした。正直、成果は月に1桁のお問い合わせがという感じでした。そこから投稿機能を活用したり、画像を増やしたり定期的に運用していった結果、今では当時の約20倍のお問い合わせを頂けるまで成長しました。(具体的な数値はお伝えできません。ごめんなさい。)

Google マイビジネスでできることは多くはありません。ただ、検索クエリによってはリスティング広告とオーガニック検索の間に表示されたりしますので、オウンドメディアを作ると同時に Google マイビジネスを活用することを僕はおすすめします。

まとめ

今からネットで販促・PR・プロモーションを考えている方へ必読本かなと思いました。特に Webプロモーションって何ができるの?どんな種類があるの?というレベルの方にピッタリかなと思います。

また、Webプロモーションを実施しているんだけどうまく成果に繋がらないという方は振り返りや再確認をするならこちらを読んでください。改善のきっかけを掴めるかもしれません。

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