モバイルファーストインデックスまとめ┃ウェブマスターオフィスアワー

2016年12月7日、久しぶりにウェブマスターオフィスアワーがYouTubeLiveで開催されました。

私は業務の関係上、Live視聴出来ませんでした(笑)

今回の内容をQ&A形式でまとめましたので、YouTubeで視聴する時間がなかなか無い方はこのブログを読んで頂ければ嬉しいです。

 モバイルファーストインデックスーまとめ

  • 評価基準は今までと変わりません! 

  要は、アルゴリズムの変更ではないということですね。

  • 評価対象が変わります。

  これまで:Googlebotでクロールした際に配信されるコンテンツが評価対象です。

  MFI以後:Googlebot Smartphoneでクロールした際に配信されるコンテンツが評価対象になります。

  • ウェブマスター側で対応すべきこと

  ・必要:別URLまたは動的配信の場合、設定を再度確認

  ・必要:別URLの場合、モバイル側をSearch Consoleに登録

  ・必要:モバイル側の構造化データを確認

  ・適宜:モバイルUX、スピードの確認

 

上記に記載している通り、評価対象が変わります。

今まではPCページがプライマリーでモバイルページはセカンダリーという位置付けでした。

バイルファーストインデックスが施行されたら、これが逆になるだけです。

要するに、モバイルページがプライマリーでPCページがセカンダリーとなります。

 

PCページしかない場合は、そのままPCページが評価対象になるので急いでモバイルページを制作する必要性はありません。

しかし、スマートフォンの普及率や利用率などを考えればモバイルページ(スマホページ)の制作は考えていくべきでしょう。

 

PageSpeed Insights というツールでモバイルページのスピードを計測出来ますが、こちらのページはモバイルフレンドリーテストに統合されるみたいです。

Mobile Website Speed Testing Toolというのがありますのでこちらを利用しても良いかもしれません。

因みに先日お伝えした旧モバイルフレンドリーテストは既にSearch Consoleモバイルフレンドリーテストに統合されました。

 

今回のウェブマスターオフィスアワーQ&Aーまとめ

Q&A形式でご紹介します。

 

Q:モバイルファーストインデックスの実施時期について教えてください。

A:まだ未定である。

 

Q:レスポンシブウェブデザインの場合はほぼ影響しないという認識で間違いないですか?

A:問題ない。

 

Q:サイトマップについて、現在はPCページのみ登録していましたが、変更する必要はありますか?

A:必要ない。

 

Q:新しいサイトマップについてはスマートフォンページを登録したほうがいいですか?

A:今まで通りで良い。別URL配信であればmedia属性に注意すること。

 

Q:スマホでページ分割表示しているサイトの注意点

A:正しくマークアップされていれば良い。

 

Q:モバイルサイト用のタイトル、meta discriptionを作成する必要があるという理解で宜しいですか?

A:きちんとタイトル、meta discriptionを設定したほうが良い。

Q:モバイルではパンくずリストを用意しておりませんでしたが、用意した方がいいですか?

A:UXを優先すること。パンくずリストユーザビリティを損なうのであれば用意する必要はない。

 

Q:いわゆるハンバーガーメニューは問題ないですか?クリックしないと出てこないような内部リンクもきちんと評価されますか?

A:どのように実装されているかが重要。UX上の配慮なので問題が無いようにGoogleも進めている。

 

Q:モバイルフレンドリーテストはどちらのURLで試すべきか

A:両方とも試すのが良い。モバイルページURLであればモバイルフレンドリーが確認できるし、PCページURLであればモバイル対応が出来ているか確認出来る為。

 

Q:内部リンクがaタグではなく、ボタン形式の場合内部リンクと評価されるか

A:リンクはリンク、ボタンはボタンなので評価されない。

 

以上です。

ここまででわかると思いますが、基本的にウェブマスター側で行うことはほとんどありません。

きちんとPCページとモバイルページの設定を行っていれば問題ないですね。

逆にPCページとモバイルページの関係性を何かしらの事情でリンク出来ていない場合は再度設定を確認するべきです。

バイルファーストインデックスが施行されて大きな順位変化があるサイトがあれば何度も設定を見直すことをオススメします。

 

その他の質問

Q:手動対策に期限はあるか?

A:ある。期限が切れても違反が解消されていないと再度手動対策になる可能性が高い。

 

これは当然ですね。

特に中古ドメイン購入で発生したりするので、購入する際は必ずWayBackでどのようなサイトを運営していたのかなども確認しましょう!

また、手動対策についてはウェブマスターヘルプフォーラムで活躍されている鈴木はるかさんのブログ記事がオススメなので是非ご一読ください。

 

次回のウェブマスターオフィスアワーは・・・

来年かと思いきや、12月22日(木)12:00~です!

今月は2回実施して頂けて嬉しいです。

私は2件、質問をフォームから行いました。

採用されるかどうかわかりませんが(笑)

次回はLive視聴します!

 

それではユーザーファーストでサイトをより良いものにしていきましょう!!

 


Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2016 年 12 月 7 日)

 

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