2016年7月28日にウェブマスターオフィスアワーが開催されました。
ウェブマスターから様々な質問が投稿されており、30分を超えて約60分実施されました。
今回は、SEOには直接的に関係ないけれども、私が気になった質問をご紹介します。
7つの質問をまとめました
まずは「アフィリエイトサイト」に関する質問です。
Google社員の回答は、1)に対して「Googleは現在対応中である、本当にガイドライン違反なのか慎重にならないといけないので現在、手動対策は難しい。」とのことでした。
さらにGoogleの長山氏からは「ウェブマスターガイドラインに違反しないことが重要。」との回答でした。
2)に関しては、「今後、正式にまとめてアナウンスしたい。」とのこでした。
Googleはまだ纏めきれていないみたな印象でした。
何かしらメッセージが発表されることを待ちましょう。
続いては、「アダルトサイトの年齢認証」についてです。
この件に関してGoogle長山氏は「素晴らしい質問である。年齢認証を設置することは素晴らしいこと。ユーザーとクローラー別々に違う情報を見せること自体はクローキングには当たらない。故意に行っているものはNG。スパム対策チームにレポートしたい。」とのことでした。
こちらに関してGoogle長山氏は「同一URLで問題ない。」との回答でした。
ブランド系の検索クエリに対しての質問には、Google金谷氏は「ハッキングの対象となるようなクエリに対して今日現在新しい情報はない。」
Google長山氏は「スパマーがこのようなクエリを経由してくるユーザーを狙っている限り、きちんとフィルタをかけ続ける必要がある。」
重要なことはSearch Consoleでクロールされているのか、インデックスはされているのかをよく確認することとのことです。
因みにこの質問をした方のサイトは手動対策されていたそうです。
Search Consoleの登録は大事ですね。
タイトルタグの重複については、リダイレクト設定が間違っていないかよく確認することが重要です。
この質問をした方のサイトは以前リダイレクトが1つのページに全て向かっていたそうです。
(現在はリダイレクト設定は改善済み)
Aページ、Bページ、Cページとあり、BとCをAにリダイレクトしてしまうとタイトルの重複とクローラーは認識します。
適切なページへきちんとリダイレクトさせましょう。
もし、間違えてしまったらリダイレクト外し、Fetch as Googleを行えば良いそうです。
連速してABテスト実施の際の注意点では、Google金谷氏は「クローキングに該当することをしてはならない。クローラーとユーザーに別々のものを見せないこと。」
他には「必要な期間でABテストをそれぞれ行うので期間が連続しても問題ない。」とのことでした。
Google長山氏は「一般的なABテストであれば必要なデータをサンプリングして、A群・B群をしっかり分けることが大事。」と仰ってました。
こちらの質問に対しては、Google金谷氏は「Googleは常にアルゴリズムの改善があるので、検索結果は固定されるわけではない。様々な要素がある。」とのこと、Google長山氏は「独自的な価値をユーザーに伝えること。
とのことです。
優良なウェブマスターであれば当然のことですね。
こちらの質問は面白かったです!
Google長山氏から「チュートリアルビデオを作るのもいいかも!」
Google金谷氏は「ウェブマスターヘルプフォーラムをご活用ください!」
とのご意見でした。
チュートリアルビデオいいですね!是非作ってほしいです!
ウェブマスターのモデルで出演させてください(笑)
まとめ
今回もウェブマスターとして非常に勉強になる1時間でした。
次回は8月25日(木)に開催するとのこですが、質問が多ければ臨時で別日に開催することもあるのでウェブマスターオフィスアワーの告知は要チェックです!
今後もSEO情報格納ブログを宜しくお願いします!
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