TwitterでGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏がモバイルファーストインデックス移行後にバックリンクの修正について言及しました。
どのような発言をしたのかご紹介します。
PCとSPページが別々のURLであっても、バックリンクの修正をする必要はない
Googleのジョン・ミューラー氏はMFIに移行してもリンクの修正は必要ないと発言しました。
GoogleはPCへのリンクでも、モバイルへのリンクでもひとつのリンクとして処理をするようです。
従って、PCとSPで別々のURLとしてウェブサイトを構築していてもリンクの修正をする必要はないということです。
レスポンシブウェブデザインや動的な配信(ダイナミックサービング)ではPC・SPは同一のURLなので気にする必要はありません。
When we can recognize that a mobile URL belongs to a desktop URL, we treat them as one page with regards to things like links to it - just like we do now too. No need to change anything for links coming to it.
— John ☆.o(≧▽≦)o.☆ (@JohnMu) 2018年4月11日
Googleがレスポンシブウェブデザインを推奨する理由
レスポンシブウェブデザイン(RWD)
レスポンシブウェブデザインはMFI移行に伴って何か作業をする必要がありません。
PCページでもSPページでも同一のHTMLで構成されているので、コンテンツに差異が基本的にない為です。
動的な配信(ダイナミックサービング)
動的な配信だと、デバイスによって異なるコンテンツを配信することが可能です。
この場合、PCと同様のコンテンツをモバイルデバイスでも表示する必要があります。
コンテンツが不足しているとその分は評価されなくなります。
別々のURL(セパレート)
別々のURLで構成されたサイトの場合、よくあるのがモバイルページでコンテンツを省略しているケースです。
動的な配信でもお伝えしましたが、PCページにはあるコンテンツがモバイルページで省略されているとGoogleは評価できません。
モバイルファーストインデックスでは、Googleはモバイルページをクロールしに行きます。
PCページもモバイルページも同様のコンテンツを表示して、Googlebotがアクセスできる状態にしておけば、きちんと評価してもらえるでしょう。
レスポンシブウェブデザインはコンテンツやリンクの構成をサイト管理者は気にしなくて済むので、Googleは推奨しているわけです。
まとめ
PCページにバックリンクがつくことはよくあることです。
モバイルファーストインデックスに移行しても、Googleでは適切に処理してもらえることがわかったのは、多くのサイト管理者にとって有益な情報でした。
動的な配信や別々のURLで構成されたサイト管理者は、サイト内で確認することがいくつかあるので確認しておきましょう。
コメント