Googleが現在のURL短縮サービスを終了させると発表しました。(英語)
Web関係の仕事をしている人であれば、Google URL Shortnerを1度は利用したことがあるのではないでしょうか。
非常に利用者が多く、便利なので人気もありました。
しかし、Firebaseへ移行することになりました。
今回は、Firebaseでの設定、活用方法をご紹介します。
目次
GoogleのURL短縮サービスは引き続き利用できるが・・・。
2018年4月13日以降にGoogleのURL短縮サービスを利用したことがないユーザーは今後利用することはできません。
それ以前に生成された短縮URLは、引き続き利用できます。
(適切なURLにリダイレクトされるそうです)
しかし、ここ最近Google URL Shortnerで生成した短縮URLでエラーを散見します。
他の短縮URLサービスを活用するほうが良いかもしれません。
また、Google URL Shortnerの管理ツールは2019年3月30日まで利用することが可能です。
引き続き、短縮URLのデータを確認している場合は、それ以降はリンク情報をエクスポートしてFirebaseに移行しなければなりません。
Firebaseで短縮URLを利用する設定などを含む手順
Firebaseでの設定方法などを画像付きでご紹介します。
まずはFirebaseのページに行きます。
「プロジェクトを追加」をクリックします。
「プロジェクト名」と「国/地域」を設定します。
プロジェクト名は自分がわかりやすいもので大丈夫です。
入力が終わると自動でバンドルIDが生成されますので、コピーしておいてください。
後ほど使用します。
それでは「プロジェクトを作成」をクリックしてください。
これで新しいプロジェクトの準備が完了しました。
そうすると、以下の管理画面にいけます。
項目の下のほうに、「Dynamic Links」がありますので、クリックします。
ここで、「え?アプリ?」と思うかもしれませんが気にしないでください。
Androidのほうは設定がいまいちわからなかったので、短縮URLだけであれば「iOS」を選んでください。
ちなみに、こちらがAndroiddeの設定初期画面です。こちらのほうがわかるという方はこちらを利用してください。
それでは、iOSに話を戻します。
iOS バンドル IDに先ほどコピーしたものを貼り付けてください。
できたら、「アプリの登録」をクリックしてください。
ここは無視できますので、ファイルのダウンロードはしなくて良いです。
Xcodeを利用しているのであれば、ファイルをダウンロードしてルートに追加してください。
ここも無視して大丈夫です。「続行」をクリック。
ここも無視です。「終了」をクリックしてください。
これで基本的な部分は完了です。無視できる部分が多かったので、特に負担はなかったのではないでしょうか。
それでは、短縮URLの生成に進みます。
「スタートガイド」をクリックしてください。
「新しいダイナミック リンク」をクリック。
ここまで来たら、もうなんとなくでもいけます。
短縮URLのドメインは固定ですが、右側にある白抜きの部分は編集できます。
「次へ」をクリックしてください。
ディープリンク URLという部分に、絶対パスで短縮URLのリンクを入力してください。
ダイナミック リンク名には、ご自身で管理しやすい名称を設定してください。
終わったら「次へ」をクリックします。
今回、僕は自身のTwitterプロフィールへの短縮URLを作ってみました。
3番まで進めば、右下の「ダイナミック リンクを作成」が青くなってクリックできるようになっているので、iOS用のリンク動作の定義・Android用のリンク動作の定義・キャンペーントラッキング、ソーシャルタグ、詳細オプションが不要な方はそのままクリックしてください。
これで、短縮URLの完成です。
今回作成したURLがこちらです→ https://qqc73.app.goo.gl/u9DC
ここで生成した短縮URLのクリックなどのデータを確認したい場合は、対象URLの欄をクリックすると上の画像のような表示になります。
まとめ
Firebaseで短縮URLのプロジェクトを作成してみましたが、正直面倒くさいです。(笑)
ただ、短縮URLを作りたいだけならBitlyやURX.NUなど他の短縮URLサービスを利用したほうが良いでしょう。
Firebaseを試しに触ってみたいという方は、是非やってみてください!
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