4月3日(火)にGoogle Dance Tokyo 2018に行ってきました。
参加者は最終的に220名。過去最大規模となりました。
今回はGoogle Dance Tokyo 2018に参加しての記事となります!
徳生裕人さんのBreakout Session
- 音声認識は雑音下でのエラー率が25%減少
- 2017年10月 Google Home/Mini 発売
- 多くのデバイスにGoogle Assistantでユーザーを助けようとしている
- 今では多くの言語に対応している(日本語は世界で2番目)
- Actions on Google
Actions on Googleの特徴としては、
- 開発者が Google Assistant 上で様々なサービスを提供できる
- Google の音声認識や音声合成を利用できる
- Dialog Flow の力で自然言語処理も(比較的)簡単
- ユーザーはインストール不要(「◯◯と話して」で起動)
プロダクトにおいては、モバイルファーストからAIファーストへ進んでいる。
AIファーストが一般的になれば働き方に大きな変化が訪れるのではないか感じています。
長山一石さんのSpecial Session
前回の Google Dance Tokyo では「入門編」をやってくれました。
今年は「SEO 中級者になるために」がテーマです。
SEOとは何か?
長山さんが考えるSEOとは「情報伝達の加速化・円滑化」である。
ポイントは「Googleにサイトを理解させる」「ユーザーにとって魅力的なサイトを作る」こと。
検索エンジンを理解する・・・前に
- トピックは何か?
- 重要なページはどれか?
- 主要なオーディエンスは誰か?
- 競合サイトはどのようなものか?
検索エンジンを知る前に、きちんと保有サイトのことを理解しておきましょう!ということ。
検索エンジンを理解する
重要なページがクロールされ、インデックスされ、ランクする
クロール・インデックス制御 三種の神器+1
- Robots.txt
- Noindex
- Sitemap
- Canonical
NoindexとRobots.txtの違い
Noindex | Robots.txt |
---|---|
Meta要素またはHTTPヘッダ | テキストファイル |
主にHTML向け | ファイルタイプを問わない |
個別ページ向け | ホスト、パス全体に適用可 |
インデックスをブロック | クロールをブロック |
クロール不可なのにインデックスされているときに確認するポイント
- リンクが貼られている(リンクがあればクローラーはリンク分析をします)
- インデックスされたあとにブロックしている(インデックスは継続する)
インデックスを止めたい場合は、クロールを止めないこと。
ユーザー行動の理解のために
ユーザーにとって有益なページを作る
ユーザーニーズは多様、クエリによって異なる
クエリポートフォリオを理解する
- 現在流入があるクエリは何か?
- 流入を発生させたいクエリは何か?
- それぞれの現在の平均順位は?
- クエリのオーディエンスは誰か?
- 指標に特徴のあるディメンションはあるか?
ユーザーニーズ理解の良い循環を作る
OHATPAM(おはっとパン)*
- 観察(Observation)
- 仮説(Hypothesis)
- 分析(Analysis)
- 検証(Testing)
- 計画(Planning)
- 実行(Action)
- 看視(Monitoring)
長山さんのまとめ
- サイトそのものの特性を理解する
- 各種ツールを利用して、クロール・インデックスを制御する
- ユーザー理解のためのよい循環をつくる
- 愛と情熱を持って臨む
Live Webmaster Office Hour
今回のウェブマスターオフィスアワーはGoogle Dance Tokyo開催中に実施されました。
最初の方で金谷さんが会場の方にカメラを向けてくれます。
みんながウェブマスターオフィスアワーに映った貴重な時間でもあります。
また、いつもは画面越しですが、目の前でのオフィスアワーは格別でした!
Lightning Talk
恒例のLTです。
12名のスピーカーがLTをやったのですが、一番よかったのは「ちょまど」さんだと思いました。
みんな検索に関わることばかりでしたが、ひとりだけTwitterと松屋の話で盛り上げたのは本当に素晴らしかったと僕は感じました!
またちょまどさんのLTが聞きたいものです。
まとめ
今年で3年連続の参加になりました。
いろいろ勉強できることがあるのですが、それ以上にたくさんの方々にお会いできるのが本当に素晴らしいです。
僕はウェブマスターヘルプフォーラムで活動しており、TCやRSの皆さん、他のフォーラムメンバーにも会って話ができたことが大きな収穫です。
また、今回で長山さんが検索から離れてしまうことが発表されました。
本当に悲しいことです。また、検索に戻ってきてほしいと思います。
2019年も Google Dance Tokyo が開催されることを切に願います!
コメント