2月17日にiOS版Google検索アプリがAMPのサポートを開始した。
実際、検索してみるとどうなのか確認してみた。
AMPとは
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの頭文字をそれぞれ取ったものです。
モバイルコンテンツを高速で表示するオープンソースのプロジェクトである。
詳しくは過去の記事を参照してください。
AMPはAMP HTMLというHTMLを使用します。
通常のHTMLタグと大きな違いはありませんが、一部AMP用のタグを使用しないといけません。
AMP HTMLの仕様書がありますので是非興味がある方は読んでみてください。
ただし、英語です。
検索結果ではどのように表示されているのか
⚡️がありますね。
これがAMPに対応している記事であることを表しています。
さらに、その横には「AMP」と表示されているのでわかりやすいですね。
この画像では縦にAMP対応記事が並んでいます。
他には横にスライドさせるタイプ(カルーセル)も確認しています。
AMPページの制作で忘れてはならない重要なこと
AMPというとAMP HTMLに注意すれば良いということだけではありません。
さらに大事なことは、JSON-LDでschema.org構造化データのマークアップをすることです。
Microdataでも問題ないかもしれませんが、Googleの推奨に合わせておく方が良いでしょう。
また、構造化データ テストツールというものをGoogleが用意してくれていますので必ずチェックしましょう。
他にはrel="canonical"です。
AMPページのみのページであればcanonicalはAMPページ自身に向けます。
AMPページとSPページがあるならば、canonicalはSPページに向けます。
AMPページ、SPページ、PCページが揃っているのであれば、canonicalはPCページに向けます。
これはモバイルファーストインデックス(MFI)でも変更する必要はありません。
AMP対応はSEOに影響があるのか
SEOに影響はありません。
検索結果においてAMPはAMPであり、⚡️マークとAMPラベルが付与されるだけのことです。
ユーザビリティの向上には影響しますが、ランキング要素ではないからです。
Googleも公式にランキングには影響がないことを発表しています。
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