GoogleのGeneral Guidelines(検索品質ガイドライン)が更新された!

2017年3月14日にGoogleは検索品質評価ガイドラインであるGeneral Guidelinesを更新しました。

ウェブサイトを運営している以上、Google検索からのユーザー流入は大事です。

SEOの視点でも非常に大事になりますので読むようにしましょう。

※英語版のみなので、翻訳はサードパーティツールなどを活用してください。

Googleの検索品質ガイドラインが更新された

ニュース記事は信憑性が大事

まず、YMYLという用語を説明します。

YMYLはYour Money or Your Life の頭文字を取ったものです。

簡単にいうと、お金と生活です。

そのままじゃないか!って思いますよね(笑)

人の人生において、お金と生活は非常に需要な部分です。

これが崩れると最悪人生がどんどん悪い方向に進んでしまいます。

なので、今回ニュース記事や公的/公式な情報は信憑性や信頼性が非常に大事です。

嘘や偽のニュース記事などを公開してユーザーのお金や生活を崩すようなサイトは検索順位に影響が出るでしょう。

また、場合によってはインデックスされなくなるでしょう。

E-A-Tについての言及が多数追加されている

今回のGeneral Guidelines更新で目を引くのが、E-A-Tについて多数追加されていることです。

E-A-Tは、Expertise・Authoritativeness・Trustworthinessの頭文字を取ったものです。

日本語では、専門性・権威性・信頼性といったところです。

 

高品質なコンテンツ・ページではE-A-Tが重要です。

特にニュース記事や情報ページであればなおさらですね。

E-A-Tが欠けた記事ページはYMYLを毀損する可能性すらあるわけですから。

低品質サイト・ページの特性

低品質サイトやページの特性として、追加で広告が挙げられています。

メインコンテンツは存在しているが、ユーザーを欺くような広告を掲載していると低品質コンテンツとして処理される可能性があります。

さらに広告ばかりのサイトやページも低品質な扱いになるでしょう。

ただし、広告が悪いと言っているわけではありません。過剰にならないように。

 

また、ニュースや医療情報などは引用元があるはずです。

引用元を開示できていないサイトやページは低品質に分類されるでしょう。

 

さらに、キーワードの詰め込みについての例ではキーワード数が減りました。

普通に記事を書いていれば、キーワードの詰め込みになることはほとんどないです。

例ではキーワードの量が減ったので、よりコンテンツの質を重視してくるのでしょう。

誘導ページを作ってはいけない

クリックベイトという言葉があります。

これは簡単にいうと、誘導ページのことで、ユーザーの興味を惹くようなタイトルではあるが、実際のページはタイトルとは関係ないものとなっているサイトタイプです。

Facebookはすでにクイックベイトを判定するアルゴリズムを取り込んでいますね。

 

タイトルとページ内容は関連性がなくてはなりません。

ユーザーはタイトルを読んでサイトにアクセスします。

しかし、タイトルとページ内容に関連性がないとユーザー体験を大きく損ないます。

Googleは今後このようなサイトをインデックスしないようなアルゴリズムを構築してくるでしょう。

また、画像のalt属性にも注意が必要です。画像とaltに記載された内容がかけ離れているとランキングに影響を与えてくる可能性があります。

 

 

Googleは大きな更新をしました。

今回の更新は非常に検索ユーザーのことを考えた改定となっています。

今後、Googleの検索結果でランキングを落としていく、またはインデックスされなくなるウェブサイトはユーザーを欺いたり、YMYLに影響を及ぼすようなサイトでしょう。

ユーザーの検索体験をより良いものにする為の素晴らしいアップデートだったと私は思います。

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